Square-1における2-Look技術


1,初めに


スクエアのタイムを縮めるに当たって、使えるEPの数を増やすことが必要不可欠となってきます。しかし、実際には、EPは全部で100通りという膨大な組み合わせと、その判断の難解さから、全てのEPの習得は厳しいように思えます。現にソルブのタイムが20~25秒ほどの方にとって、U-OやW-OといったEPには、少々手こずるのではないでしょうか。ところが、実際にはどのようなEPであっても、ある特定の二つのEPを組み合わせて解くことができるのです。そこで、ここではそんなスクエアにおける超必須級の技術"2-Look"について紹介したいと思います。



2,基礎的なEPの性質について


2-Lookの基本原理はL-LやI-Iを用いて、上下面を三点交換以内のEPへ持っていくことです。
例えばU-permは次のように、対面移動をしているエッジを含んだ赤丸部分でL-permをするとL-permへ変えることができます。

スクリーンショット (138).png

また、O-permは全てのパーツが1つずつ隣接面へと移動しているというその性質から、どこでL-permを行っても、U-permへと変えられます。

スクリーンショット (139).png

W-permについては、対角成分を一カ所のみ含んだところでL-permを行うとU-permへ、対角成分を二カ所含んだところでL-permを行うとZ-permへ変換できます。基本的にはU-permへの変換が推奨されますが、時にはZ-permへと変換するプレイヤーもいます。

スクリーンショット (140).png

以上で、各EPの特徴の説明を終え、次に2-Lookをするために覚えるべきEPを紹介します。

3,覚えるべきEP一覧


覚えるべきEPは以下のようになります。
・L
・I
・L-L
・I-I
・U-U
・U-L
・L-U
さて、次にこれらのEPを用いて2-Lookの実践編へ移ります。

4,実践編


・O-U
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O-UではL-Lを行うさいに、U-permのどこに合わせるかを意識しましょう。間違えるとU-IやU-Oになってしまうので注意です。

・O-O
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上述のようにどこでL-Lをしても良いです。

・W-O
スクリーンショット (145).png
これもまた、L-Lを行う際にWのどこに合わせるかを意識しましょう。

・W
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単独W-permを覚えてしまったほうが良いかもしれませんが、それを手間だと感じるのであれば、上のようにL-L処理をしてから、U-Lにするのが良いかもしれません。ちなみに、私はZ-Lにします。

・Z-L
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スクエアが速い人でも苦しめられているEPの1つです。覚えてしまうのも手ですが、このようにL-Lを用いて処理することが出来ます。また、別の方法として、L-Lをしたのち、単独L-permへと持ってく方もいらっしゃいます。

・Z-I
スクリーンショット (148).png
L-Uに持って行くことで簡単に処理することができます。

5,終わりに


 以上で紹介を終えますが、今回触れたEP以外にも複雑なEPが多々あります。また、ここでは初級者用ということで、判断のしやすい方法を紹介しました。そのため、よりスマートな解法が存在するものもあります。それらのEPと向き合って、どのように解くかを考え工夫するかにより、スクエアへの理解が高まり、より速いタイムを目指せるかと思います。
 今回のアドカレでは、たくさんのスクエアに関する上質な記事が投稿されました。現在、マイナー競技と呼ばれるスクエアですが、これを期にスクエアへと興味を持ってくれる人が増えてくれると嬉しいです。
これにて終わります。最後までご覧頂きありがとうございました。

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